カフェイン豊富な「コーヒー」
仕事のお供
仕事中や休憩時にコーヒーを飲む人はたくさんいますよね。特に、オフィスで働く人には馴染み深い飲み物ではないでしょうか。コーヒーには覚醒作用やリラックス効果があります。より効果的にコーヒーを楽しむ方法を知っていきましょう。
カフェインについて
コーヒーに含まれているカフェインは、アルカロイドと呼ばれる苦味成分の1種です。植物性の苦味成分で、植物が昆虫などから自分の身を守るために作られた物質です。コーヒー以外にも、カカオ、茶葉、コーラビーンズなどにも含まれていますよ。カフェインは熱に強いという特徴があるので、コーヒー豆を焙煎しても成分がしっかり残っています。飲み物の他にも、チョコレートやガムなどの食品にも含まれています。他にも鼻炎用カプセルなどの医療用品にも含まれているんですよ!
コーヒーのメリット
コーヒーを仕事中に飲むメリットとしてまず思いつくのが「眠気覚まし」です。カフェインに含まれているアデノシンという物質は脳の興奮を抑える働きがあります。この働きで眠気が覚めてすっきりするんですよ。他にも、アデノシンにはドーパミンを活性化させる効果もあるので、集中力を維持できるようになります。大学生を対象にしたとある研究では、コーヒーを飲んだ後のほうが暗算テストの正答率が高いという結果が出ています。カフェインにはこういった効果があるので、エナジードリンクにも多く使われているんですよ!「集中力が切れてきたな」と思ったら、コーヒーを飲みながら休憩してみましょう。
また、カフェインには疲労感を解消する効果もあります。疲れた脳にドーパミンが反応し、リフレッシュさせてくれるんです。さらに、コーヒーのいい香りには緊張感をほぐすリラックス効果があります。ただし、頼り過ぎるのもよくないので、本当に疲れている時はゆっくり休むようにしてくださいね。
あくまで適量で
コーヒーを飲む時に意識したいのは「適量」です。集中力を上げるなどのメリットがある一方で、過剰摂取をするとめまいや不眠、下痢、吐き気などの症状が出ることもあります。適切なカフェインの摂取量については、あらゆる保険機構から発表されています。1つ例を挙げると、カナダ保健省では成人男性の1日のカフェイン最大摂取量は400mgまでとされています。コーヒーだと3~5杯ほどでしょうか。
ただし、カフェインによる体への影響は個人差が大きいので、あくまで自分に合った量を見極めることが大切です。さらに、飲み続けると耐性が付くので、徐々に効果を感じにくくなる傾向があります。その結果、量がどんどん増えて中毒に陥る可能性もあるので気を付けてくださいね!
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